「アドセンス広告をブログに掲載したいけど、どうやら審査があるらしい。合格するために必要なことを知りたいです。」
こういった方に向けた内容です。
アドセンス広告は、Googleが提供するブログアフィリエイトの中でもわりと報酬を発生させやすい広告となっています。
ちなみに僕も初報酬はアドセンスで、ここに至るまで3回の審査を受けて合格しました。
この記事の主な流れ
- アドセンスの仕組み
- 審査のために用意しておくべきこと
- 審査前にチェックしておきたい5つの項目
この記事ではその経験をもとに、アドセンスを掲載するにあたって通過しなければいけない「審査」のために必要となることをお伝えしていきます。
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目次
アドセンスの仕組み
先ほど、アドセンスは報酬が発生しやすい広告とお伝えしましたが、この理由は「クリック課金型」という部分にあります。
これはクリックしてもらった時点で報酬が発生するという仕組みですね。
「成約型」と言われる、ユーザーが商品を購入してくれないと報酬が発生しない広告と比べると難易度が低めなのが想像できるかと思います。
クリック型に加えて、アドセンスは自動でユーザーが興味がある広告を選んで掲載してくれます。
「ある日アパートをネットで探していたら、やたら不動産系の広告が表示されるようになった」みたいな経験は誰しもあるハズ。
こんな感じで「自動最適化」+「クリック型」という仕組みのおかげで報酬が発生しやすいわけです。
広告は「ユーザー」と「広告主」あってのもの
ここまでお伝えした優れたなアドセンス広告ですが、審査がある理由は「ユーザー」と「広告主」のためです。
広告は極端に言ってしまえば、ユーザーが何かを購入するお金と広告主が広告代として支払うお金のサイクルとなっています。
なので、Googleがしっかりと審査を行い、こういった方々の不利益にならないように全力で取り組んでいるといった感じですね。
自分が広告主の立場だと変なサイトに掲載されるのはイヤですし、ユーザーの立場でも怪しげなサイトの広告ってぶっちゃけ怖いですよね。
なので広告の掲載にあたって適正なサイトであるかの「審査」が必要となるのは当然といっていいでしょう。
ここからお伝えしていくアドセンス審査のポイントは、この辺をしっかり意識しつつ条件を満たしていきましょう。
アドセンスの審査のために用意しておくべきこと
まず審査を通すために必要となるものがあり、それが以下の2つです。
- 自分のブログ(サイト)
- 最低でも10以上の記事
上記は準備段階の内容ですが、必要なことではあるのでそれぞれ軽く掘り下げておきます。
自分のブログ(サイト)
当然ですが、自分のブログ(サイト)がないとそもそも審査を受けることができません。
実際、審査の申請をする時にサイトのURLを入力する項目があるくらいですので。
ここに関しては「WordPress」でサイトを作ることがおすすめなので、まだサイトがない人は作っておくようにしましょう。
»参考:【初心者向け】WordPressにおすすめなレンタルサーバーは3つです:選び方のポイントも解説
最低でも10以上の記事
審査の準備としてもう1つ必要となるのが、記事(コンテンツ)です。
空っぽのサイトを申請しても、そもそも審査のしようがないので当たり前のように落ちます。
なので、質の高いコンテンツを最低でも10記事以上は書いておくようにしましょう。
品質の基準ですが「困っている人の問題がその記事で解決できる」ということを意識しておくといいかもです。
この記事だと「アドセンスに合格したい人のために必要なことを伝える」とかですね。
というわけで、ここまでお伝えした2点がわりと重要な要素となります。
この他にも細かい審査基準などもあったりするので、ここからは審査前にチェックしておくべき内容も確認しておきましょう。
»参考:【超初心者向け】ワードプレスでのブログの書き方、公開までの流れを解説する
アドセンス審査に通過するためにチェックしておくべき5つの項目
アドセンスの審査を行う前に、チェックしておくべき具体的な内容が以下の5つ。
- ①:ポリシー違反していないか
- ②:必要な情報が記載されているか
- ③:コンテンツの質と量は十分か
- ④:他の広告が貼られていないか
- ⑤:サイトのデザインは整っているか
少し分かりづらい部分もあると思うので、順に解説していきます。
①:ポリシー違反していないか
アドセンスには「ポリシー」というルールがあり、ここを守れないサイトにはアドセンス広告を掲載することはできません。
中でもコンテンツに関する制限事項は、審査前に知っておいた方がいいでしょう。
こちらはサイトのコンテンツ内容としてNGなものがあるという感じになっていて、具体例をあげると以下のとおりです。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 絶滅危惧種
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 不適切な表示に関するコンテンツ
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
少し難しそうに感じますが、倫理的に問題がない良質サイトを意識すればOKといった感じですね。
他にも広告を掲載する上で知っておいた方がいい注意点などもありますので、合格したあとのことも考えて1度「AdSenseプログラムポリシー」には目を通しておきましょう。
②:必要な情報が記載されているか
ここでいう必要な情報というのが以下の3点です。
- 運営者情報
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
運営者情報
サイト運営者の情報です。ここはプロフィール的な感じで考えておけばOKです。作成はそこまで難しくないので、サクッと作っておきましょう。
お問い合わせ
運営者に対して問い合わせをするフォームです。
WordPressの場合だとプラグインで簡単に作ることができるので、ここもしっかり作っておきましょう。
»参考:【WordPress】簡単にお問い合わせフォームを設置できるプラグイン「Contact Form 7」
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは、ユーザーのための免責事項みたいな感じです。
「アクセスのデータを使います」とか「広告が入ってます」的なお知らせを、ここを通してしておくというものです。
こちらも以前に作り方を紹介しているので、マネして作っておきましょう。
»参考:【WordPress】プライバシーポリシーを作成してリンクをフッターに追加する方法
③:コンテンツの質と量は十分か
ここは審査の準備でも少しお伝えしましたが、コンテンツ(記事)の質と量はかなり重要です。
質に関して具体的にお伝えすると以下のとおりです。
- 最低でも1000文字以上
- 価値(意味)のあるコンテンツ
- 読みやすい文章
- オリジナルの情報
簡単に言えば、「自分が書いた文章でその情報が誰かのためになる記事」ってことです。
この内容のものが最低でも10記事以上の量が必要なので、わりとハードですが乗り越えましょう。
④:他の広告が貼られてないか
他社の広告があると絶対ダメってわけではないみたいですが、広告の種類によっては審査に落ちるケースもあったりします。
万全で審査をしたいと考える場合、一応すべて外しておいた方がいいかもです。
⑤:サイトのデザインは整っているか
審査にはサイトのデザインが整っているかも重要です。
広告主目線で考えても、自社の広告がぐちゃぐちゃで見づらいサイトに掲載されてもってとこはありますからね。
なので、デザインはある程度整えておくようにしましょう。
ワードプレスの場合だと、テーマを変更するだけで1発でキレイになったりするので簡単です。
»参考:【初心者ブログにおすすめ】ワードプレスの有料テーマ5選+無料テーマ3選【選ぶコツも紹介します】
アドンセンス審査のための準備まとめ
最後に今回紹介したアドセンスの審査に通過するために、やるべきことをまとめておきます。
- 自分のサイトを作る
- 価値あるコンテンツを最低10記事以上作る
- ポリシー違反がないか確認する
- プロフィールなど必要事項を記載する
- 他の広告は削除しておく
- サイトのデザインを整える
アドセンスの審査はぶっちゃけ少し難しいです。
ここまで準備していたとしても落ちることは全然あります。
ですが、1度落ちたからってダメとかではないので、折れずにサイトの改善をして再審査を受けるようにトライしましょう。
その場合は広告を掲載したいと思ってもらえるサイトを意識しつつ、ユーザーにとって優良なコンテンツを増やして再トライするようにしましょう。
というわけで、今回の内容は以上となります。
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