「ゲーム配信にはキャプチャーボードってものが必要らしいけど、どうやって選べばいいか分からない。できればオススメとかも教えてもらえると助かります。」
こういった方に向けた内容です。
この記事の主な流れ
- キャプチャーボードの選び方と確認すべき3つのポイント
- ゲーム実況・配信におすすめのキャプチャーボード5選
- キャプチャーボードは本当に気に入ったものを選ぼう
この記事を書いている僕は、キャプチャーボードを使ってゲームブログを4年ほど運営し、ゲーム配信も1年ほど行っています。購入当時は何を変えばいいかマジで散々迷いましたが、結果として数年間使えるものを選ぶことができました。
こういった経験を活かしつつ、初心者の方のキャプチャーボード選びのための知識をお伝えしていきます。
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キャプチャーボードの選び方:確認すべき3つのポイント
初心者がキャプチャーボードを選ぶ上で、必ず確認しておきたいポイントは以下の3つです。
- ポイント①:外付け or 内蔵型
- ポイント②:パススルー機能
- ポイント③:エンコード方式
ナニソレ的な専門用語も含まれていますが、それぞれ初心者向けに分かりやすく解説していきます。
ポイント①:「外付け」と「内蔵型」
ここはざっくり言うと、キャプチャーボードとパソコンの接続方法というイメージです。
具体的な接続方法としては以下のとおり。
- 内蔵型:PCに組み込む←少し知識が必要
- 外付け:USBでつなぐ←知識不要
上記のように、PC知識がない初心者とかだと内蔵型は少しハードルが高いかなという印象ですね。
僕も結果として「外付け」を選びましたが、USB接続だけの接続なので簡単でした。複数のPCにも簡単に使えるという部分もメリットは大きいですね。
こういった感じで、初心者だと迷ってるならとりあえず「外付け」を選んでおけば間違いないです。
使っているパソコンがノートって方とかも、そもそも内蔵できないので外付け一択になると思います。
ポイント②:パススルー機能
パススルーというのはキャプチャーボードに送った映像を別のモニターに映す機能のことで、具体的には以下のイメージです。
上記のようにモニターにパススルー出力の映像を出せることで、遅延なしのプレイができます。
ゲームのプレイ画面が遅延するとか、まともにプレイできたもんじゃないのでここは絶対的にあった方がいいですね。
とはいえ、この機能がついてないキャプチャーボードなんて今はほぼないと思うので、一応確認ってくらいで安心して選んでいいと思います。
ポイント③:ソフトウェアエンコードかハードウェアエンコードか
エンコードという言葉自体はデータを変換する的な意味ですが、ここで言う「エンコード形式」というのはどこメインで処理を行うかって理解でOKです。
要するに、ゲーム映像とかを処理する時にどこに負荷をかけるキャプチャーボードを選ぶかって話ですね。
キャプチャーボードには大きく2種類のエンコード形式があり、それぞれの特徴が以下のようになっています。
- ソフトウェアエンコード:負荷はPCメイン
- ハードウェアエンコード:負荷はキャプチャーボードメイン
ぶっちゃけPCのスペックによりけりですが、現在だとココはあまり気にしすぎなくてもよさそうです。
とはいえ、知識として持っておいてソンはないので、一応キャプチャーボードを選ぶ間だけでも頭には入れておくようにしましょう。
以上が確認しておくべき3つのポイントですが、初心者にとってエンコード方式以外の2つは外せない条件だと思います。
というわけでここから、「外付け」+「パススルー機能あり」で厳選したおすすめのキャプチャーボードをお伝えしていきます。
ゲーム実況・配信におすすめのキャプチャーボード5選
初心者におすすめなゲーム実況・配信のためのキャプチャーボードは以下の5つです。
- AVerMedia GC550 PLUS
- Elgato Game Capture HD60 S
- I-O DATA GV-USB3/HD
- AVerMedia Live Gamer ULTRA GC553
- AVerMedia Live Gamer Portable 2 PLUS
それぞれ詳しく見ていきましょう。
おすすめ①:AVerMedia GC550 PLUS
設置方式 | 外付け |
エンコード方式 | ソフトウェア |
パススルー機能 | あり(4Kパススルー) |
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
AVerMedia GC550 PLUSの特徴
- 多くの実況者も利用するほどの王道
- 4Kでのパススルーができる
- 購入時に録画・配信ソフトの「RECental」がついてくる
- 動画編集ソフト「PowerDirector 15」も付属されている
おすすめ②:Elgato Game Capture HD60 S
設置方式 | 外付け |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
パススルー機能 | あり |
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
Elgato Game Capture HD60 Sの特徴
- 録画・配信・簡単な編集ができる多機能ソフトが付属されている
- コンパクトで価格的にも少し安い
- 海外の実況者に人気の有名メーカー
おすすめ③:I-O DATA GV-USB3/HD
設置方式 | 外付け |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
パススルー機能 | あり |
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
I-O DATA GV-USB3/HDの特徴
- キャプチャーボードの中でもコスパが良い
- 動画編集ソフトである「PowerDirector14」が付属されている
おすすめ④:AVerMedia Live Gamer ULTRA GC553
設置方式 | 外付け |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
パススルー機能 | あり(4Kパススルー) |
対応解像度 | 4K、1080p |
フレームレート | 30fps(4K)、120fps(1080p) |
AVerMedia Live Gamer ULTRA GC553の特徴
- GC550の上位バージョン
- 4Kでのパススルーができる
- フレームレートが高いので映像がなめらか
- 購入時に録画編集ソフトの「RECental」がついている
- 編集ソフトの「PowerDirector 15」も付属されている
おすすめ⑤:AVerMedia Live Gamer Portable 2 PLUS
設置方式 | 外付け |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
パススルー機能 | あり(4Kパススルー) |
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
AVerMedia Live Gamer Portable 2 PLUSの特徴
- ハードウェアエンコードだからPCへの負荷が少ない
- 4Kでのパススルーができる
- SDカードを差し込んでPCなしで単体録画ができる
- 購入時に録画編集ソフトの「RECental」がついている
- 編集ソフトの「PowerDirector 15」も付属されている
まとめ:キャプチャーボードは本当に気に入ったものを選ぼう
最後にお伝えしておきたいのは、キャプチャーボードは自分が本当に気に入ったものを選ぶべきだということです。
キャプチャーボードってわりと高いモノですし、1度買ったら結構長く使えます。
実際に僕が購入したキャプチャーボードも、4年ほど使ってまだ故障とかしてないですからね。
なので価格重視で妥協するのではなく、デザインや機能性が自分に1番合っているものを購入するべきだと思います。
この記事の内容を参考に、自分が使っている様子をイメージしつつ、本当に長く付き合える相棒を選んでみてください。
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