「努力は裏切らないというけど、実際どうなの?違うんだとしたらどうするべきなのか知りたい」
こういった人向けの内容です。
結論ですが、努力は裏切ります。
悲しいですが、努力した全ての人が報われるなんてないのが現実です。
とはいえ、努力しない人が目的を達成することがないのも事実。
というわけでこの記事では、成果を出す確率を高めるために「正しい努力」を行うための考え方などについてお伝えしていきます。
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目次
正しい努力をするために考えること
そもそも「努力」とは、何かを達成するための手段です。
がんばったから必ずご褒美をもらえるということでなく、自分から少しずつ「ご褒美」に近づいていくイメージです。
なので、目的を達成するための努力には、必ずと言っていいほど「戦略」が必要となります。
そこで、まず考えるべきことが以下の2点です。
- 努力のベクトル
- 努力の量
上記がある程度見えている状態で、努力を行うのがベストです。
というわけで、この内容について詳しくみていきましょう。
①努力のベクトル:努力の方向性を考えてみる
まず最初にすべきことは、達成したい内容に、何が必要なのかを冷静に分析することです。
分析は都合のいいように考えてしまう自分を制御しつつ、あくまでも合理的に行いましょう。
具体的に「ブログで稼ぐ」ということにフォーカスして、必要な要素の例をあげてみます。
- ライティングスキル
- マーケティングスキル
ざっくりですが、事実この辺りは必要なスキルです。
ここで、2パターンの努力の例を見てみてください。
- Aさん:ライティングスキルを上げるため、勉強しながらひたすら記事を書く
- Bさん:サイトのユーザビリティを上げるため、PHPやCSSをひたすら勉強してコーディング
どちらも実力こそつきますが、大前提の「ブログで稼ぐ」という目的を達成しようとした時、ゴールに近づきやすいのはAさんの方です。
客観視すると誰にでも分かることですが、自分のこととなると、気づかないうちにBさんのパターンで努力をしてしまうケースも少なくないと思います。
こういったブレを無くすためにも、まずは努力すべき内容を「どれを優先すれば目的の達成に近いか」という、合理的観点を元に選んでおくといいです。
もちろん、必要スキルを得て目的を達成した後に、プラスαの努力を重ねるのは最強だと思います。
②努力の量:現状を確認する
人間は時として、自分を過大評価してしまう生き物です。
実際ある実験でも、「自分の能力は平均以上である」と答える人が約60%ほどいたという結果があったります。
この数字を見ると、事実とズレがあることが分かりますね。
こういう形で自己評価が高いと、努力量までミスってしまいがちです。
「自分は人よりセンスがあるから、これくらいの努力でOK」
努力をする前から、さすがにここまで思う人はいないと思いますが、統計上の結果があると考えると、完全回避は難しいでしょう。
そしてこういう部分は、努力において心の弱さにつながってしまいます。
これを回避するためには、事実を明確にして自分に突きつけるしかないですね。
具体的な方法としては「数値換算」がおすすめです。
例えば先ほどの「ブログで稼ぐ」の例だと、、、
・現状いくら稼いでいるのか?
・その収益で十分足りるのか?
こういった数値的な問いかけを自分に行い、冷静に分析しましょう。
不十分であれば、「現在の自分の能力は足りていない」ということなので…あきらかに努力が必要だと分かります。
「努力」をすることに関しては、こういった部分を含め、戦略をしっかりと認識できてして、ようやくスタートラインじゃないかと思います。
この辺ができている人は、正しい努力ができますし、怠ることもないので成長も早いです。
「継続こそ全て」:達成するまで生産性を維持する
現状を認識して努力すべき内容が見えたら、あとは目的達成まで継続あるのみです。
必要な努力量は達成してようやく分かる
目的達成のために必要な努力の量は、言うまでもなく計ることができません。
これはそもそも、「どれくらいの努力をしたか」ではなく「結果として何ができたか」が全てだからです。
達成までの量が分かるのは、達成した人間だけですからね。
なので、達成までの努力量を知りたいのであれば、1度達成してしまうしかないのが現実です。
本気なら1日だってサボらない方がいい
必要な努力量は見えないものですが、1日の重要性はイメージしておくべきです。
達成に必要な努力量 ÷ 1日の努力量 = 達成までの日数
上記の方程式の中で、自分の力で大きく変えることができるのが「1日の努力量」だと思います。
だからこそ、サボれば達成時期は遅くなりますし、やればやるほど早く達成できる可能性は高いです。
ここに関しては、「同じ目標のライバルたちは、日々必死で努力している」ということを頭に置いておくといいかもです。
とはいえ、無理な努力は継続しない
そもそも成功の秘訣として、「一定の生産性を保つ」ことが重要とされています。
なので無理しすぎると、継続はおろか、成功に至らないことだって起こり得ます。
努力はあくまでも、無理のない計画で進めるべきです。
- 学習する時間
- 学習の量
- 進行具合
例えば上記の内容ですが、努力をする時間帯だったり、その量にはどうしても個人差があります。
生活リズムも違うので、当然といえば当然です。
この辺を無理に組んでしまうと、継続のハードルは一気に上がってしまいます。
挫折してしまうと意味がないので、ここに関しても戦略を立てつつ、一定のパフォーマンスが出せる状態にしておくといいですね。
継続のコツ = 環境を整えること
先ほど無理をしすぎないことでパフォーマンスを保つ話をしましたが、これに加えて環境まで整えると継続の大きな助けになります。
この環境作りのコツですが、ひとまず「気が散漫しない環境」を目指しましょう。
ちなみに、ブログを書いている僕の作業環境を例にあげます。
- 作業部屋にあるのはパソコンと本のみ
- 部屋ではケータイは機内モードで全ての通知をOFF
- 空調の温度は一定にしておく
ルール的な部分も若干ありますが、この環境だと全く気が散らないので超効率的です。
そしてこういった環境で継続することで、脳に対して「部屋に入る→作業スイッチON」というような、条件反射の効果を与えることもできます。
信じがたいかもしれませんが、事実、やる気がイマイチな時でもこの部屋に入ると気合いが入ります。
なのでこういった形で環境を整えておくことは、継続にはやはり不可欠な要素ですね。
この程度の環境であれば、わりとすぐに自分で作れてしまうのでオススメです。
低コストでもできる環境構築の方法なので、ぜひ試してみてください。
というわけで今回は以上となります。
目的を達成するためも、環境を整えつつ、合理的に努力を行っていきましょう。
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