「ゲーム配信をしているけど、回線の速度に不安がある。実際どれくらいの回線速度があればいいのか、目安を知っておきたいな。」
こういった方に向けた内容です。
この記事を書いている僕はゲーム配信歴1年ほど。そこそこ回線弱者ではありますが、設定などで上手く対処しつつ、ゲーム配信を続けることができてきます。
この記事の主な流れ
- ゲーム配信に必要な回線速度の目安
- 回線速度に不安がある場合の対処方法
- まとめ
回線速度の目安って大事ですが、配信では自分の環境を知った上で、そこも含めて設定を行う必要もあったりします。
というわけで、この記事では始めに目安を紹介しつつ、不安がある方向けに環境に最適化するための対処方法もお伝えしていきます。
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目次
ゲーム配信に必要な回線速度の目安
ゲーム配信に必要な回線速度の目安ですが、どこで配信するかによって違いがあります。
- YouTube Live:6000〜9000kbps
- Twitch:3000〜6000kbps
- ニコ生:6000kbps
- ツイキャス:6000kbps
- Mirrativ:1000kbps
上記は各プラットフォームごとのざっくりとした目安です。
Twitchで配信をしている僕の場合を例にあげると、3〜6Mbpsあれば問題なしって感じですね。
こんな感じで、目安はプラットフォームごとに違ったりします。
なので、自分が配信したいプラットフォームの目安は、ちゃんと把握しておくといいかもですね。
目安がざっくり分かったところで、ここからが本題です。
自分の環境に不安がある方は特に、下記で紹介する対処方法を実践しておきましょう。
ゲーム配信で回線速度に不安がある場合の対処方法
回線速度に不安がある方の対処方法ですが、結論としてはビットレートを落とせばOKです。
ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のことで、この値が大きければ高品質・小さければ低品質となります。
要するに、落とす場合はバランスが大事ってことです。
このバランスは回線速度によって違うので、自分に合った適切な変更をしたいのであれば、以下の手順を進めてみましょう。
- 回線の速度を調べる
- 配信ソフトの設定を行う
上記について、やり方も含めてもう少し掘り下げていきます。
回線の速度を調べる
まずは自分が使っている回線の速度を調べてみましょう。調べるのは上りのみでOKです。
調べ方に関しては[回線速度 計測 上り]でググってみると、計測してくれるサイトがすぐに見つかると思います。
※僕の場合はNetflixの速度診断ツールFast.comというサイトを利用しました。
速度を調べてみて、自分が配信したいプラットフォームの目安を下回るようだと、設定で調整していくって感じですね。
時間帯や規制には注意です
計測時は速度が出ていたのに配信してみるとイマイチ安定しないってこともあるかと思います。
この原因は「時間帯」や「規制」です。
そもそも昼よりも夜の方が混雑しますし、プロバイダ側の都合で速度規制がされることだってあります。
最もいい状態の時に計測してしまって、肝心な時に速度が出ていないとなるとマズイので、なるべく配信時と近い条件で試すといいかもです。
配信ソフトの設定を行う
速度が分かったら、あとは配信ソフトでビットレートの調整をするだけです。
ここで意識すべきポイントは以下の2つ。
- 回線の速度に合わせたビットレートにする
- プラットフォームの目安を超えないようにする
回線速度に合わせつつ、プラットフォームの目安を上回らないようにするって理解でOKです。
どちらかにでも無理がいくと、当然ラグい配信になりますからね。
なので回線にもプラットフォームにも無理のない、優しいビットレート設定をするようにしましょう。
というわけで、以下が具体的な設定方法です。※設定は配信ソフト「OBS」を例に解説しています。
- STEP.1出力の設定画面を開く
[設定]→[出力]をクリックし、出力の設定画面に移動します。
- STEP.2ビットレートの調整
ビットレートの項目の数字を変更します。
※上りの速度が1Mbpsなら1000kbpsが最適です。
ビットレートを落とすことで配信の質は若干下がるかもですが、これで安定した配信に近づけることができます。
まとめ:どうしてもダメなら回線の切り替えもあり
最後にですが、この記事の内容をまとめておきます。
- 回線速度の目安を確認する
- 使用する回線の速度を調べる
- 配信ソフトの設定で調整する
回線が原因で配信が安定しない場合、上記のステップをこなせばわりとマシになったりもします。
実際に僕も、この辺のチェックは定期的に行いつつ、安定した配信を目指しています。
とはいえ、あまりにも回線が遅いと話にならなかったりするので、こういった場合は回線の変更とかも視野に入れておくといいかもですね。
ゲーム配信を安定させるために、回線を切り替えるのもあり
ネット回線の速度を測定してみると1Mbpsしか速度が出ないって、マジで案外あったりします。
こういった場合の、原因はほぼ以下の感じです。
- プロバイダが混んでいる
- 回線が混み合っている
利用者が多いだとかエリア自体が遅いとかで、わりと根元がつまってるというイメージです。
もちろん回線を変えたからといって絶対に改善するわけではないですが、以下のような人だと考えてみてもいいかもですね。
- 回線速度が遅いのにネット料金は高い
- 解約時の違約金がそこまで高くない
速度の改善は絶対じゃないので、コスパが悪いなら月々にかかる費用を見直すという考えです。
※そもそも光回線じゃないって人はほぼいないかもですが、この場合はぶっちゃけ変えてしまった方がいいと思います。
これをやることで速度改善の可能性もありますからね。
万一、地域的な問題でイマイチ速くならなかったとしても、コスト自体は落ちるので試す価値としては十分じゃないかと思います。
となると、残す問題は「どこの回線を選べばいいの?」という部分。
なので、最後にそちらも一応お伝えしておきますね。
おすすめの回線は5社
おすすめの回線ですが、結論としては以下の5社です。
※上記の価格は、基本的なホームタイプのプランの月額(税抜)です。
スマホが大手3キャリアを使っている方だと利用している会社の光回線、格安SIMの方だとNURO光・スマート光という感じです。
インターネットは回線とプロバイダの質がほとんどなので、この辺を選んでおけば間違いないと思います。
とはいえ、地域などで差はあるのは事実ですし、現在契約中の回線の解約金も人によって差はあるハズ。
なので、変更する場合は月額費用と解約金をしっかり計算しつつ、自分に合った改善をするようにしてみてください。
というわけで、今回の内容は以上です。
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