「ワードプレスで複数人で管理したいんだけど、やり方が分からない」
「権限グループってどうやって決めたらいいの?」
こういった方向けの内容です。
ワードプレスはユーザーを追加することで複数人で運営することができ、各権限グループによってできる内容は違ってきます。
ここを間違えるとサイトに支障が出る可能性があるので、しっかり確認しておきましょう。
というわけで、この記事ではユーザーの追加方法と権限グループの詳細をお伝えしていきます。
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ユーザーの追加は超簡単です
ユーザーを追加する上で行う流れは下記のような感じになっています。
- 管理画面からユーザーの新規追加
- アカウント作成のための情報を入力
- 新規ユーザーを追加をクリックして完了
ほんとにこれだけです。
各項目についてもう少し詳しく解説していきます。
①管理画面からユーザーの新規追加
管理画面より「ユーザー」→「新規追加」を選択して、アカウント作成画面に移行します。
アカウント作成のための情報を入力
ここではアカウント作成のために必要な情報を入力していきましょう。
設定したおきたいところは下記の6箇所です。
- ユーザー名:ログイン時に使用します
- メールアドレス:パスワード忘れなどに使います
- 名:ライターとしての名前です
- パスワード:ログイン時に使用します
- ユーザーに通知を送信:アカウントができたらメールで知らせます
- 権限グループ:ユーザーの権限の範囲です
この他にも外部の方などで個人のウェブサイトなどがあれば、情報として入力しておいてもいいかもしれません。
権限グループに関してはひとまず「投稿者・寄稿者」がおすすめですが、管理できる範囲に差があります。
詳しくは下記の『管理グループの違い』でお伝えします。
新規ユーザーを追加をクリックして完了
必要な情報を入力して「新規ユーザーを追加」をクリックすることで、新しいユーザーが追加されます。
かなり簡単ですよね。
権限グループの種類と違い
先ほどは1度流れを見てもらうために、権限グループの項目にひとまずは「投稿者・寄稿者」をオススメしましたが、権限グループについて詳しく知った上で設定したのは間違いないですよね。
なのでここで、権限グループの種類と違いについてお伝えしておきます。
グループは5種類に分類されていて、権限の大きさに関しては下記のようになります。
購読者 < 寄稿者 < 投稿者 < 編集者 < 管理者
この権限グループごとにできる内容を、購読者から順に見ていきましょう。
購読者
各コンテンツの閲覧
寄稿者
購読者権限+
新規記事の作成・編集
投稿者
寄稿者権限+
メディアの管理・編集/自分が作成した記事の発行
編集者
投稿者権限+
コメントの管理・承認/カテゴリーの管理・編集/リンクの管理/他のユーザーが作成した記事の編集・発行/固定ページの編集
管理者
編集者権限+
テーマの変更・編集/プラグインの設定・編集/ユーザーの追加・編集/WordPressシステムの編集
こう見ても権限によってかなりできる範囲が違うことが分かります。
基本的には「寄稿者」「投稿者」記事を書いてもらうことがオススメです。
コンテンツを全体的に管理してもらうなら「編集者」といった感じですね。
サイト改ざんのリスクも考えて、間違っても全員が管理者なんて事態は避けるようにしましょう。
ユーザーの情報は後で変更もできる
ユーザーの情報は追加した後でも「ユーザー一覧」→「編集」から編集することができます。
※「編集」は対象のユーザーにカーソルを当てることで出てきます。
編集できる内容は下記の5点です。
- 個人設定:色などの設定を行うことができます。
- 名前:名前や管理権限を変更できます。
- 連絡先情報:メールアドレスやSNSの情報を変更できます。
- ユーザーについて:プロフィールの情報や写真を変更できます。
- アカウント管理:新しいパスワードを生成できます。
名前で編集できる内容に「管理権限」とありますが、これは管理者のみに表示されるものです。
追加したユーザーが管理者でない限り、勝手に権限を変更することはできませんのでご安心を。
その他の項目に関しては「購読者」であっても変更できるものになっています。
なので、権限グループ以外は最初からそこまで気を使って設定する必要もないかもしれませんね。
というわけで今回の内容は以上です。
ユーザーを追加する場合に重要となるのは、やはり権限グループの項目です。
ここさえしっかりしていれば、ユーザーを追加してもサイトに支障は出にくいので、複数人で運営したい場合はひとまず追加して試してみてください。
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