「ワードプレスをアップデートしたけど、元のバージョンに戻したい。やり方を教えて欲しい。」
こういった疑問を解決します。
ワードプレスをアップデートすると、時として以下のようなことが起こります。
- 画面が使いにくい
- 不具合が出てしまった
実際に僕もこういった部分で困ったことがあり、ダウングレードをすることで対処できました。
なのでこの記事では、ダウングレードをする方法について解説していきます。
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目次
WordPressのダウングレードに必要なもの
ワードプレスをダウングレードする場合に必要となるものは以下の2点です。
- FTPソフト
- 旧バージョンのワードプレスファイル
これを持っていない方もいると思うので、まずは上記の入手から順に解説していきます。
準備①:FTPソフトを入手する
FTPソフトは無料でダウンロードできるものもあります。
例えば以下のソフトですね。
他にもありますが、ざっくり上記が有名どころでしょう。
フリーソフトが不安という方は、有料ですがAdobeの「Dreamweaver」あたりを使用してもいいかもです。
いずれかのFTPソフトをPCにダウンロードして、サーバーに接続してデータを入手しておきましょう。
接続方法に関しては、過去の記事も参考にしてみてください。
»参考:【WordPress】ロリポップにDreamweaverで接続してバックアップを作成する方法
準備②:旧バージョンのワードプレスを入手する
旧バージョンのワードプレスは以下のリンクから、ダウンロードすることが可能です。
一覧になっているので、不具合が出たバージョンの1つ前くらいをダウンロードするといいと思います。
ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍しておきましょう。
WordPressをダウングレードする方法
ここからは、ワードプレスのダウングレード方法に関して解説していきます。
ワードプレスをダウングレードする流れは以下です。
- 対象ファイルの削除
- 旧バージョンファイルのアップロード
- データベースの更新
この内容について詳しくみていきましょう。
※データベースをいじるので、作業前には必ず現在のサイトのバックアップを取っておくようにしてください。
手順①:対象ファイルの削除
まずはダンロードした旧バージョンのワードプレスファイルの中を確認し、以下のファイルを削除しておきます。
- wp-content:テーマ・プラグイン情報やアップロード画像のファイル
- wp-config.php:データベースの接続情報ファイル
- .htaccess:サーバーの動きを制御するファイル
旧バージョンに戻すためには、ダウンロードしたファイルをサーバーに上書きする必要があります。
なので、ここをしっかり削除して、サイトに支障が出ないようにしておきましょう。
.htaccessファイルはダウンロードしたファイルの中にない場合もあるので、その場合は以下のように2つのファイルだけ削除すればOKです。
これで旧バージョンに戻す準備ができました。
手順②:旧バージョンファイルのアップロード
3つのファイルを削除した「旧バージョンワードプレス」を、FTPソフトを使ってサーバーにアップロードしていきます。
これによって、削除した3つ以外のファイルの上書きを行って、ワードプレスのバージョンだけを戻す感じです。
※大事なので何度も言いますが、wp-content・wp-config.php・.htaccessは絶対に上書きしないようにしてください。サイトの重要データがとびます。
FTPソフトを使うと、サーバーのファイルがPCにダウンロードされている場合が多いです。
なので上記のように「PC上でサーバー向けファイルの書き換え」を行い、そのあとで「FTPで書き換えたファイルをアップロード」すればOKです。
手順③:データベースの更新
書き換えを行ったあと、ワードプレスの管理画面にログインすると、以下のようにデータベースの更新を行うように促されます。
ここは素直に「WordPress データベースを更新」をクリックしましょう。
これでワードプレスのダウングレードは完了です。
今回の内容はこれで以上となります。
FTP周りが少し難しく感じますが、慣れればそこまで問題ない内容です。
何事も経験なので、アップデートで困ったという場合は、ぜひチャレンジしてみてください。
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