「WordPressでブログを始めたいけど、サーバー選びで迷ってしまう。おすすめがあれば教えてほしいなぁ。」
こういった疑問に答えます。
この記事の主な流れ
- レンタルサーバーの選び方を知る
- おすすめのレンタルサーバー紹介
- 費用はやり方次第で回収できる話
この記事ではおすすめからテキトーに選ぶのではなく、初心者であっても自分でしっかり選んでもらうことを目的として書いています。
結論として初心者におすすめできるのは3社だけですが、基本的な知識をつけた上で参考に読み進めてみてください。(おそらく5分くらいで読めます。)
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目次
まずはレンタルサーバーの選び方を知って特徴を理解しましょう
レンタルサーバーは1度決めると切り替えが面倒だったりするので、できれば失敗は避けたいところ。
だからこそ「選び方」に関しては、しっかりと知っておく必要があります。
というわけで早速ですが、具体的にサーバーを選ぶ上でポイントとなるのは以下の3点です。
- スペック:アクセスが集中しても安定しているか?
- 価格:初期費用と月額費用はいくらか?
- オプション:ワードプレスが簡単に入れられるか?SSL化が無料か?
この辺を確認しつつ、自分に合ったサーバーを選んでいくと失敗しづらいです。
とはいえ、「何それ?」的な言葉も含まれているので、ここからはポイントごとにもう少し分かりやすく解説していきます。
ポイント①:スペックの選び方
1つ目のポイントであるスペックに関してですが、ここは基本「転送量」という項目を見ればOK。
5MBのページで1万ビューなら50GBの転送量が必要というイメージです。
もちろんページの重さにもよるので少し分かりにくいかもですが、基本的に「転送量が大きい=安定」という感じで理解しておけば大丈夫です。
この辺に加えて「ディスク容量」が大きいと、サイト運営には理想的ですね。
ポイント②:価格の選び方
ここは最も現実的な部分ですね。
基本的には「初期費用(最初の1回のみ)」と「月額費用(毎月支払う)」があり、サーバーによっては初期費用のかからないものもあります。
この辺はスペックやオプションを見つつ、バランスを取るくらいがベスト。
サイトをしっかり運営することができれば、かかる費用は当たり前に回収できますし、価格重視で選びすぎるとあとあと後悔することにもなりかねませんからね。
ポイント③:オプションの選び方
オプションに関しては様々ですが、重要な項目としては以下です。
- WordPressが簡単にインストールできる
- SSL化が無料でできる
- 複数のサイトが運営できる
WordPressの簡単インストール?
レンタルサーバーにはWordPressを簡単に利用できるように、オプションとして「簡単インストール機能」がついているサーバーがあります。
初心者の場合これがないと、サイトを作るのに時間がかかりすぎるので、ここは絶対にあった方がイイですね。
※この記事で紹介する3社はすべて「簡単インストール」付きです。
SSL化?
少し専門用語的な感じになってしまいますが「SSL=暗号通信」のことで、ざっくり言えばサイトの防御力UP的なやつになります。
もう少し具体的に言うと、このSSL化ができているのはURLが[http]ではなく[https]から始まるサイトです。
たまにサイトを見てると「保護されていない通信」という表示が出ますが、これはSSL化ができてないサイトってことなんですね。
実際SSL化しなくてもサイトが見れないとかではないですが、Googleが推奨しているのでやった方がいいです。
なのでこれが無料でできるサーバーを選んでおくようにしましょう。
※この記事で紹介する3社はすべて「無料SSL」ありです。
複数サイトの運営?
運営するサイトが1つだけという人は特に気にしなくていいですが、複数の運営を考えている or 将来的に複数にする可能性があるという人には外せないポイントです。
せっかくサーバーを契約するなら、後々困ることのないように汎用性も大事なので、この辺も一応見ておきましょう。
※複数サイトの運営ができるかは、契約するサーバーのプランにもよりますので要確認。
WordPressのおすすめレンタルサーバー3社【比較あり】
冒頭でも少し触れましたが、結論として「初心者がWordPressを始める」上でおすすめするのは以下の3社だけです。
この3社はスペック的にも問題ないですし、価格もわりとリーズナブルです。利用者も多いので調べたいことがある時に、ネット上に情報が多いというのも初心者向けであるポイントとなります。
各サーバーによって特徴が違いますので、このあたりも含めて上記の推奨プランで詳しい比較を見ていきましょう。
レンタルサーバー3社のスペック比較
名称 | ディスク容量 | 転送量 |
---|---|---|
エックスサーバー(X10) | SSD:200GB | 70GB/日 |
MixHost(スタンダード) | SSD:250GB | 3TB/月 |
ロリポップ(スタンダード) | HDD:120GB | 100GB/日 |
MixHostの転送量が少し分かりにくいですが、日平均約100GBと理解しておけばOK。
サイト運営にはディスク容量もそこそこ必要な部分ではありますので、こういった細かいスペック部分なども考慮するとエックスサーバーを選んでおけばまず間違いないって感じです。
- エックスサーバー
※10日間無料お試しあり
レンタルサーバー3社の価格
名称 | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
エックスサーバー(X10) | 3000円 | 1000円 |
MixHost(スタンダード) | 無料 | 880円〜 |
ロリポップ(スタンダード) | 1500円 | 500円〜 |
安さで考えると、長く運営する場合ロリポップはダントツです。
とはいえ、ある程度の性能を担保したい場合は安さメインにしてもMixHostにしておいた方が、安定感はあるかもですね。
補足:オプションに関しては全て問題なしです
名称 | 簡単インストール | 無料SSL | 複数サイト |
---|---|---|---|
エックスサーバー![]() (X10) |
あり | あり | 50 |
MixHost (スタンダード) |
あり | あり | 無制限 |
ロリポップ! (スタンダード) |
あり | あり | 30 |
おすすめとして推奨しているプランでは、基本的にオプションとして欲しいの機能は全て可能なものとなっています。なのでこの部分に関してはどこを選んでも安心ですね。
まとめ:レンタルサーバーの費用はわりと安いです
この記事ではおすすめのレンタルサーバーについてまとめてきましたが、基本的に年間コストは1〜2万円以内に収まるものばかりです。WordPressでサイトを運営する以上、広告収益は見込めるため、特に気にしなくてもいいレベルかもです。
参考程度にですが、アドセンス(Googleの広告)の1PVの平均単価は0.3円と言われていたりもするため、ざっくり計算すると以下のような感じになります。
- 1万PV:10000×0.3=3000円
- 5万PV:50000×0.3=15000円
- 10万PV:100000×0.3=30000円
※PV(ページビュー)=サイトのページを見られた回数のこと。
かなりざっくりな計算ですが、1万PV/月のサイトを作ればサーバー費用は問題なしということになります。これを見るかぎりでは、趣味程度にやるにしてもしっかり運営すれば収支がプラスになるレベルだったりするので、コストはあまり気にせず「まずは始めてみる」という精神でチャレンジしてみていいと思います。
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