「WordPressのアップデート方法を教えて欲しい。不安だから不具合が起きた時の対処方法も知っておきたいな。」
こういった方に向けた内容です。
この記事の主な流れ
- WordPressをアップデートするべき2つの理由
- WordPressを安全にアップデートする方法
- アップデート後にプラグインによる不具合が出た時の対処法
この記事ではWordPressのアップデート方法や、不具合が出た時の対処法について解説していきます。
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目次
WordPressのアップデートをするべき2つの理由
WordPressのアップデートをするべき理由は、下記の2点です。
- セキュリティ面を向上できる
- 新しい機能の追加で便利になる
わりと重要ですね。
ゲームとかでもアップデートをしないとバグが修正されなかったり、新しいものを楽しめなかったりします。
こんな感じで「オンライン」のものってアップデートは当たり前。サイトに関しても例外じゃないです。
なので常に最新のものを使いつつ、安全にサイト運営をしていけるようにしておきましょう。
WordPressには2種類のアップデートがあります
本題に入る前に、もう少しだけ知識として持っておくべきことをお伝えしておきます。
それはWordPressのアップデートには2つの種類があり、それぞれにある程度の周期があるということ。
具体的には以下です。
- メジャーアップデート:3〜6ヶ月に1回
- マイナーアップデート:1ヶ月に1〜数回
内容としてはメジャーアップデート→「大きな機能の追加や削除・デザインの変更」、マイナーアップデート→「セキュリティホールの修正やプログラムの不具合の修正」といった感じです。
この周期を見る限り、最低でも1ヶ月に1回くらいはアップデートを確認しておくといいかもしれませんね。
そして見かけたらその都度やっておくようにしましょう。
というわけで、ここからWordPressのアップデート方法を解説していきます。
WordPressを安全にアップデートする方法
WordPressをアップデートするためにやるべきことは以下の2つだけ。
- 準備:バックアップを取る
- 更新:管理画面から更新(アップデート)する
準備はあくまでも「安全」にアップデートするためでして、実際の作業は2クリックだけです。
とはいえ、どちらもしっかり理解しておくべき内容なので順に解説していきます。
準備:バックアップをとる
WordPressのアップデートは、不具合が発生するという可能性もあります。
なので、サイトを守るためにもバックアップをとっておきましょう。
バックアップはFTPソフトを使ってPC上にとっておくのが基本ですが、難しければプラグインを使ってもOK。
有名所だと「BackWPup」がおすすめですね。
»参考:【WordPress】バックアップが取れるプラグイン「BackWPup」の設定方法と使い方
バックアップが完了したら、実際にWordPressの更新を行っていきましょう。
更新:管理画面から更新(アップデート)するだけ
WordPressのアップデート自体は超簡単で、以下のように2クリックだけで完了します。
- STEP.1更新画面へ
ダッシュボードに表示されている[今すぐ更新してください]をクリックします。
- STEP.2更新する
[今すぐ更新]をクリックします。
たったこれだけで完了。
お疲れ様でした。これで最新版のWordPressを利用することができます。
アップデートができない場合は
上記の方法でWordPressのアップデートを行った時に、エラーによってアップデートができない場合があります。
この原因はサーバーのPHPバージョンが古いから。
なので、サーバーでPHPのバージョンの更新を行いましょう。手順に関しては各サーバーのリンクを貼っておきます。
上記に該当しない場合でも[サーバー名 php]とかでググれば出てくると思うので、検索してみてください。
※ブラウザのキャッシュの影響でできないこともあるようなので、その辺も要確認です。
補足:アップデート後にプラグインによる不具合が出た時の対処法
アップデートを行うと、場合によってはプラグインによる不具合が起こることがあります。
原因はWordPressのバージョンとプラグインのバージョンが合っていないこと。
これに対処する場合、方法としては以下の3つとなります。
- プラグインのアップデート
- プラグインの停止・削除
- WordPressのダウングレード
それぞれ掘り下げていきます。
対処法①:プラグインのアップデート
まずはプラグインをアップデートさせて、現在のWordPressのバージョンに合わせるというもの。
やり方は簡単で、管理画面のプラグインから操作可能です。
ここで更新が必要となっているプラグインをアップデートするだけ。
アップデートがない場合は、次の対処方法になります。
対処法②:プラグインの停止・削除
プラグインをWordPressのバージョンに合わせることができない場合は、プラグインの停止・削除を行いましょう。
プラグインのアップデートが来そうなのであれば、とりあえず停止してしばらく様子を見るという感じですね。
プラグインによっては更新されなくなっているものがあったりするので、この場合は諦めて削除し、別の方法を探してみましょう。
その時の参考になるかは分かりませんが、一応おすすめプラグインの記事も貼っておきます。
»参考:【初心者向け】WordPressに入れておきたいおすすめプラグイン6+5選
対処法③:WordPressのダウングレード
最後はWordPressのダウングレードという方法です。
これは結果としてWordPressをアップデートしないことになるので、ぶっちゃけオススメはしません。
なので「不具合が出たプラグインを停止すると大きな支障が出る」という場合のみ、一時的な対策として使うようにしましょう。
方法は別の記事で解説しているので、そちらを参考にしてみてください。
»参考:WordPressをダウングレードする方法【アップデートしたバージョンを元に戻す】
とはいえ、これはあくまでも一時的な対処方法にすぎません。なので、WordPressのアップデートをするという前提で代替えの方法を探すようにしてみてください。
というわけで今回の内容は以上となります。
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