「サイトマップの作成にGoogle XML Sitemapsってプラグインがいいらしいけど、どうすればいいか分からない。初心者だから使い方まで教えてもらえると助かります。」
こういった方に向けた内容です。
この記事の主な流れ
- プラグイン「Google XML Sitemaps」について
- Google XML Sitemapsをワードプレスに導入する方法
- Google XML Sitemapsの確認しておくべき7つの設定
- サーチコンソールでのサイトマップ送信も忘れずに
Googleが作成することを推奨している「サイトマップ」。
サイトマップは名前のとおり「サイト内の地図」で、サイトの構造をユーザーやGoogleに分かりやすくするためのものです。
この記事では、そのサイトマップを簡単に生成できるプラグイン「Google XML Sitemaps」のインストールから使い方まで解説していきます。
初心者でも簡単にできて、サイトマップに関しては問題なくなる内容となっているのでぜひ参考にしてみてください。
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目次
サイトマッププラグイン「Google XML Sitemaps」について
早速インストール方法と行きたいところですが、謎のプラグインを「オススメなんで、入れてください」というのはちょっと乱暴なので、「Google XML Sitemaps」はどういうプラグインなのかを少しお伝えしておきます。
基本的にはサイトマップを生成してくれるものという認識でOKですが、できる内容は以下の3つです。
- 記事のアップ・更新時にサイトマップを自動生成
- 生成時に自動で検索エンジンに通知
- 検索エンジンに認識してほしいページを指定できる
よく分からない方もいるかもですが「新しく記事をアップしたら自動で追加してグーグルにお知らせしてくれるよ」って感じの理解でOKです。マジで便利。
サイトマップのプラグインは実際いくつかありますが、Googleの推奨する内容に沿っていることと、利用者が多いというのがこのプラグインのメリットでもありますね。
というわけで、この「Google XML Sitemaps」のインストール手順から設定方法までをお伝えしていきます。
Google XML Sitemapsのインストール方法
Google XML Sitemapsはワードプレスの管理画面から行うことができるので、超簡単です。
ワードプレスの管理画面にログインし、以下の手順で進めていきましょう。
- STEP.1プラグインの新規追加
ワードプレスの管理画面から[プラグイン]→[新規追加]をクリックします。
- STEP.2プラグインの検索
キーワード部分に「Google XML Sitemaps」と入力し、プラグインを探します。
- STEP.3インストールと有効化
Google XML Sitemapsの[今すぐインストール]をクリックします。インストールが完了したら[有効化]ボタンが表示されるので、有効化しておきましょう。
たったこれだけでサイトマップが自動で生成できる状態が整いました。
あとは設定だけパパッとすませておきましょう。
Google XML Sitemapsの確認しておくべき7つの設定
Google XML Sitemapsは基本的に有効化するだけでも使えますが、設定を変えておいた方がいい部分もあったりします。
なので、ここでは7つの設定について確認していきましょう。
- 設定①:基本的な設定
- 設定②:Additional Pages
- 設定③:投稿の優先順位 変更点あり
- 設定④:Sitemap コンテンツ 変更点あり
- 設定⑤:Excluded Items
- 設定⑥:Change Frequencies 変更点あり
- 設定⑦:優先順位の設定(priority) 変更点あり
特にこだわりがない場合は、ひとまずマネすればOKなので順に確認していってください。
Google XML Sitemapsの設定は、[設定]→[XML-Sitemap]から行うことができます。
設定①:基本的な設定
基本的な設定の項目は、ざっくりお伝えすると以下のような設定内容となります。
- 通知を更新:Google・Bingに通知する化どうか
- 高度な設定:サイトマップの場所や圧縮について
設定内の[さらに詳しく]をクリックすれば詳細は確認できたりしますが、基本的には以下のチェック内容でOK。
- Notify Google about…:サイト更新時にGoogleに通知
- Notify Bing(formerly…:サイト更新時にBingに通知
- サイトマップのURLを…:検索エンジンにサイトマップの場所を伝える
- Try to automatically…:サイトマップを圧縮
- HTML形式でのサイト…:人間からみて分かりやすくする
ここはデフォルトで問題ない部分なので、次に進みましょう。
設定②:Additional Pages
ここはワードプレスだけで作っていないサイトが対象となる設定です。
なのでワードプレスのみでサイトを作成している場合は、飛ばしてOK。
そうじゃないページがある場合には[新しいページの追加]から追加しておきましょう。
設定③:投稿の優先順位
ここはGoogleのクローラーというものが、ページを巡回する場合のヒントを与えておくための設定です。
「ココは重要なページだから優先的に見てね」と伝えておくための設定という感じです。
デフォルトではコメント数にチェックが入っていますが、ここは優先順位を自動的に計算しないに切り替えておくことを推奨します。
「設定⑦」で細かく設定する優先度をうまく適応させるためにも、「計算しない」にチェックを入れておきましょう。
設定④:Sitemap コンテンツ
サイトマップに含ませるページの範囲を決めておくための設定です。
ここは以下のように設定しておけばOK。
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- 固定ページを含める
- カテゴリーページを含める
- 最終更新時国を含める
ここの設定は上記の感じで、重要度の高いページを選ぶようにしておくといいです。
アーカイブやタグは上記とかぶる部分もあったりするので、基本的には外しておくようにしましょう。
設定⑤:Excluded Items
ここは先ほどの「Sitemap コンテンツ」の設定とは逆で、含めないカテゴリーやページを指定することができます。
※優先度としては「Sitemap コンテンツ」<「Excluded Items」となるため、Sitemapで設定しててもExcludedで外せば除外されます。
基本的に設定する必要はないですが、どうしても含めたくない(品質が低い)カテゴリーがある場合にはチェックを入れておけばOKです。
ちなみにですが、この設定は個別の投稿ごとにもできます。
この場合は、下部の枠内に「投稿のID」を入力してあげればOKです。
設定⑥:Change Frequencies
ここは各ページの更新頻度の設定で、無駄なクロールを制御したりする役割もあったりします。
設定は基本「更新頻度」を目安に設定すればOKですが、よく分からないという方はとりあえず以下の感じで設定しておいてください。
- ホームページ:毎日
- 投稿(個別記事):毎日
- 固定ページ:毎月
- カテゴリー別:毎週
- 今月のアーカイブ:毎月
- 古いアーカイブ:毎月
- タグページ:毎月
- 投稿者ページ:毎年
ここの設定ってそこまで重要視されてない感があるので、わりとざっくりで問題ないと思います。
設定⑦:優先順位の設定(Priority)
設定③の内容を数値化して、より細かく優先順位をつけるというイメージの設定です。
数値は0.0〜1.0となっており、優先度を高くしたいページほど数値が大きくなります。設定の参考値ですが、以下のとおりです。
- ホームページ:1.0
- 投稿(個別記事):1.0
- 投稿優先度の最小値:1.0
- 固定ページ:0.3
- カテゴリー別:0.5
- アーカイブ別:0.0
- タグページ:0.0
- 投稿者ページ:0.0
基本的にはデフォルトで、インディックスの必要がないアーカイブ等を0に設定しておく感じになります。
ちなみに設定③でコメント数にチェックを入れた場合だと少しおかしな適応がされてしまう場合があるので、繰り返しにはなりますがその部分だけは切り替えておきましょう。
これで設定に関しては以上です。全ての設定が完了したら[設定を更新]をクリックしておきましょう。
サーチコンソールに送信しておきましょう
サイトマップを作成したら、サーチコンソールにも情報を伝えておく必要があります。
サーチコンソールは、Googleが提供する「サイト運営をするための分析ツール」のようなものです。これはいずれ必要となるものなので、登録していない方は登録をしておきましょう。
»参考:【入門】サーチコンソールの登録方法を3つの手順 + 便利な5つの使い方
それではサーチコンソールでサイトマップを送信する手順です。
サイトマップの送信手順
サーチコンソールにアクセスしたら、やるべき作業は以下の2つ。
- STEP.1サイトマップへ移動
サーチコンソールの左のメニューから[サイトマップ]をクリック。
- STEP.2サイトマップの送信
新しいサイトマップの追加で「sitemap.xml」と入力して送信。
たったこれだけでOK。
少し時間がかかるかもですが、Googleにサイトマップが送信され正しく認識してもらえる状態になったかと思います。
サイトマップの作成+送信は、サイト運営においてSEO的にも必要となることなので、ぜひ参考に導入してみてください。
というわけで、今回の内容は以上となります。
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